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聖書を読む「底ぢから」を育むデボーションガイド
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Jethro Tull Christmas Album (Bonus Dvd)
252円
Jethro Tull Christmas Album (Bonus Dvd)
Jethro Tull Christmas Album (Bonus Dvd)
サウンドはジェスロ・タルらしいアコースティックな佇まいが全篇通して流れております。日本盤や情報が無い（私のもとには）ので、どういった経緯でこのような「クリスマス・アルバム」（だと思う）が制作されたのかは分かりません。 トラッドやインストゥルメンタルの曲がオリジナルの曲の間に挿入されていたり、面白い嗜好のアルバムに仕上がっていると思います。（コンセプト・アルバム？） 当初私も購入前に心配しましたが、この作品は全16曲共新作の「ニューアルバム」です。中途半端な企画物の「クリスマス・アルバム」では無く、紛れもなく「ジェスロ・タル」の新作で、ここ数作では中期タルの頃の良さが1番感じられる良質なアルバムに仕上がっているように感じます。 今後も時代に迎合することなく、ジェスロ・タルらしいアルバムを作り続けて欲しい思います。 尚、3・4曲目ではデビッド・ペグがベースとマンドリンでゲスト参加しております。また、アルバムジャケットの左下で1本足奏法でフルートを吹く「イアン・アンダーソン？」が描かれております。
DVD付き？、どこかで見たようなジャケットだが、と思いながら入手したみたところ、やはり記憶の方が正しかった。昨年２００３年にリリースされたクリスマスアルバムに、「Living With The Past」からの映像抜粋DVDを付けただけのものだった。初めて買う人にはお得だが、両方持っている方には無用かも。ステッカーには「Limited Edition」と大書されているが、あくまでもクリスマス商戦用のブツである。とはいえ、クリスマスアルバム自体はとてもよい出来なので、持っていない方ならぜひこの機会に。
０３年発表の２４作目。ジェスロ・タルとクリスマス・アルバムというのはミス・マッチな感もなきにしもあらずだが、トラッドを基調にした近年の作風を考えればそれほど遠くないとも思える。タイトルからすればクリスマスの定番曲を演奏した“ありがちな企画”作に見えるが、その内容は大半の曲がイアンやバレのオリジナル曲であり、そこにバッハやトラッドを少し加えたものである。したがって純粋な新作アルバムとして楽しめる。参加しているのは前作と全く同じ布陣にゲストとしてかつてのメンバーでフェアポート・コンヴェンションのメンバーとしても有名なデイヴ・ペグ (b、mando)、ジェイムス・ダンカン(dr、per)、そしてストリングスのカルテットが加わっている。１．はどこかオリエンタルなメロディを奏でるフルートが印象的なスピード・チューン。アコギとリズム隊を中心にしたシンプルな演奏ながらそれを感じさせないロック・チューンに仕上がっており、ヴォーカル以上にフルートのサウンド／演奏が素晴しい。２．はフルート、アコーディオンがリードを分け合うポップなトラディショナルのインスト・チューン。フェアポートをポップ＆ライトにしたような曲・・と言ったら分かりやすいか？こういう曲を探している人は多いと思う。３．はそのまんまのタイトルを持ったイアンのオリジナル曲。フルート＋グロッケンによる穏やかなイントロからアコギの弾き語りをベースにしたマーチング・リズムのフォーク・ロックになる。曲は典型的なタル節で、それだけに味わい深く本作のハイライトの一つになっている。タイトルのせいもあって躊躇する部分もあるかもしれないが、むしろ傑作の範疇に入る素晴しい作品である。ドリミーで適度に辛みも感じさせる楽曲群は涙物の名曲が目白押し。歌メロの素晴しさはもちろんだが、フルートの美しいサウンド／フレーズ／メロディもそのどれもが暖かくて安らぎを感じさせる。美しいフルートの調べはイアンのソロ作『The Secret Language Of Birds』の流れを汲んでいるとも言えるだろう。タルのファンならもちろんだが、彼らのクセを敬遠するタル嫌い（損なバカがいるかは分からないが・・・）でも絶対に魅了する作品である。
クリスマス関連アルバムが好きなので、色んな方のクリスマス関連作品を聴きましたが、これは最高です。jethro Tull が好きな方なら満足出来ると思います。